カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるホルストの組曲「惑星」。パンチの効いた迫力いっぱいの演奏が最大の魅力で、音楽でハイになりたい人にぴったりだ。ベルリン・フィルならではの凝縮された高密度の音が、最初の曲「火星」から鮮烈に光り輝く。濃厚でコクのあるサウンドは力感にあふれ、聴いていると次第に気が大きくなっていくほどだ。木管のアンサンブルが美しい「金星」も、細かくて早いフレーズが楽しい「水星」も、軽そうでいて軽くない。決してフワフワせず、重心はつねに低いところに保たれている。「木星」の圧倒的なスケールの大きさ、「土星」の重々しさ、「天王星」「海王星」の色彩感。実際の太陽系惑星はさておき、このアルバムに聴く惑星たちは、明らかに表面がぐつぐつと煮えたぎり、あちこちで激しい噴火が上がっている。「惑星」の定番ともいえる比類ない演奏を聴かせる。(松本泰樹)
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2006/3/31 金曜日
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2006/3/29 水曜日
ホルスト:惑星
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人生の逆転
キム・スンウ、ハ・ジウォンというコメディを得意とする2人が共演。少年時代はゴルフの天才と言われたが、今は、うだつの上がらないサラリーマンになったスンワンが、運転中に自分とそっくりな男の乗った車とすれ違う。次の瞬間から、スンワンの日常は一変。有名プロゴルファーとして活躍する、もうひとつの人生へトリップしていたのだ! 「あの時こうしていたら」というパターンで別の人生が進む定番の物語を、韓国コメディらしく軽快に描いた一作。
ゴルファーとしてもてはやされる夢のような生活ぶりや、実際には上達していない腕が試される焦りなどで、スンワン役のキム・スンウの悩ましい演技が笑える。気の強いヒロインというハマリ役のハ・ジウォンも、表情や動きがイキイキ。別の人生になったことで、周囲のキャラの変わり具合もうまくできている。ひたすらコミカルな物語だが、要所で「人間には何が大切か」というテーマも込められ、ラストはじんわり感動。そして、直後のエンドクレジットで、もう一度爆笑させてくれる!(斉藤博昭)
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